──「設定したのに改善しない」人が見落としがちなチェックポイント
結論から言うと、
SPF・DKIM・DMARCを設定しても迷惑メールに入ることは普通にあります。
理由はシンプルで、
「認証=万能」ではないからです。
このページでは、
- 設定は合っている“はず”なのに迷惑メールに入る理由
- 初心者が見落としやすいチェックポイント
- 次に何を直せばいいか
を、やる順で整理します。
① まず前提:SPF/DKIM/DMARCは「最低条件」
SPF・DKIM・DMARCは、
- なりすましではないか
- 正規の送信元か
を判断するための土台の認証です。
つまり、
✔ 設定していない → かなり不利
✔ 設定している → スタートラインに立っただけ
という位置づけになります。
② 理由①:SPF/DKIM/DMARCが“通っていない”
一番多いのがこれです。
「設定したつもり」でも、
- SPFに送信元が全部含まれていない
- DKIM署名が実際のメールに付いていない
- DMARCが存在するだけで、整合していない
というケースは珍しくありません。
チェックポイント
- Gmailの「メッセージのソース」で
SPF / DKIM / DMARC が pass になっているか - SPFに複数の送信サービス(WordPress・フォーム・SMTPなど)が含まれているか
👉 1つでも fail / none があれば要修正です。
③ 理由②:From(送信者)と実際の送信元がズレている
これも初心者がよくハマります。
- From:info@example.com
- 実際の送信:別ドメインのSMTPやフォーム
この状態だと、
「認証はあるけど、怪しい」
と判定されやすくなります。
チェックポイント
- Fromアドレスと送信ドメインは一致しているか
- フォーム通知で「送信元を固定」していないか
④ 理由③:件名・本文が“営業メールっぽい”
認証が完璧でも、
中身が怪しければ普通に迷惑メールに入ります。
特に注意したいのは、
- 【無料】【今すぐ】【限定】などの煽り文句
- 記号だらけの件名
- 本文がリンクや画像だけ
対策の基本
- 件名は普通の日本語にする
- 本文は「挨拶 → 要件 → 補足」
- リンクは最小限にする
👉 「人が見て自然か?」が判断基準です。
⑤ 理由④:送信実績(信頼)がまだ弱い
新しいドメイン・新しい送信環境では、
- いきなり大量送信
- 一斉送信ばかり
- 返信・開封がほぼゼロ
だと、迷惑メールに入りやすくなります。
対策
- 最初は少量から送る
- 自分や知人宛で実績を作る
- 普通のやり取り(返信・転送)を増やす
⑥ ここだけ見ればOK:やる順チェックリスト
迷ったら、この順で確認してください。
- SPF / DKIM / DMARC が pass しているか
- Fromアドレスと送信元が一致しているか
- 件名・本文が営業っぽくなっていないか
- いきなり大量送信していないか
- 開封・返信される実績があるか
👉 この順で潰せば、改善するケースがほとんどです。
まとめ:迷惑メール対策は「設定+中身+実績」
- 認証はスタートライン
- 内容と送り方で差がつく
- 焦らず、順番に直すのが最短ルート
「設定したのにダメ…」と感じたら、
技術より“全体のバランス”を見直してみてください。
この記事は、以下のまとめ記事で全体像を解説しています。
▶ メールが迷惑メールに入る理由と対策【完全まとめ】

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