「IMAPとPOPって何が違うの?」
「スマホとPCで同じメールを使いたいけど、どっちを選べばいい?」
この2つは“メールの受け取り方”の方式です。
選び方を間違えると、既読が揃わない/削除が反映されない/端末ごとに受信箱が違うなどのトラブルが起きやすくなります。
この記事では、専門用語をできるだけ使わずに、30秒で理解→迷わず選べるように整理します。
用語ミニ解説(30秒で)
- IMAP:メールを“サーバー(ネット上の保管場所)に置いたまま”見る方式。複数端末で同じ状態を共有しやすい。
- POP(POP3):メールを“端末にダウンロードして保存”する方式。端末ごとに状態がズレやすい。
- サーバー:メールを預かっている場所(例:Gmail、会社のメール、プロバイダのメールなど)
再現条件(いつ・どこで困る?)
次の悩みがある人は、まずIMAP/POPの理解が役に立ちます。
- スマホとPCで、既読/未読が揃わない
- 片方で消したメールが、もう片方に残る
- PCで受信したメールがスマホに出てこない
- 機種変更後にメールの見え方が変わった
IMAPとPOPの違いを一言で
結論だけ先に言うとこうです。
- IMAP=みんなで同じ受信箱を共有する感じ
- POP=それぞれの端末にコピーを持つ感じ
仕組みをざっくり図解イメージ(文章)
IMAP(おすすめされやすい)
- メールは基本、サーバーに残る
- スマホもPCも、その“同じ箱”を見に行く
- 既読/削除/フォルダ移動が揃いやすい
👉 複数端末で使うなら基本はIMAP
POP(昔ながら/単端末向き)
- メールを端末へダウンロードして保存
- 端末Aと端末Bで、メールの状態が分かれる
- 「PCだけにある」「スマホだけにある」が起きやすい
👉 1台だけで使うならPOPでもOK
最短で迷わない選び方(3ステップ)
ステップ1:端末は何台で使う?
- スマホ+PC(複数台) → IMAP向き
- PCだけ・1台だけ → POPでも可
ステップ2:既読/削除を揃えたい?
- 揃えたい → IMAP
- 揃わなくてもいい(保存重視) → POP
ステップ3:メール容量が気になる?
- サーバー容量が小さい(プロバイダメールなど) → POPを検討
- Gmail/Workspaceなど容量が大きい → IMAPでOK
最短手順(設定前チェック:3〜7手)
「切り替える」「新規設定する」前に、これだけ確認しておくと失敗が減ります。
1) 今の方式(IMAP/POP)を確認する
2) 複数端末で使うかを決める
3) POPなら「サーバーにメールを残す」設定になっているか確認
4) IMAPなら「削除時の動作(ゴミ箱/アーカイブ)」を確認
5) 重要メールがあるなら、切り替え前にバックアップ(エクスポート/ローカル保存)を検討
6) 会社・プロバイダメールの場合、IMAPが提供されているかを確認
7) 不安なら、既存設定は残して「新規で追加」して挙動を確認(安全策)
分岐(詰まる点)を3つ
分岐1:POPからIMAPに変えたら、昔のメールが見えない
よくある仕様です。
POPで端末に保存していたメールは、IMAPにしても自動で“統合”されません。
👉 対策:
- 旧端末に残っているメールを確認
- 必要ならバックアップや移行(エクスポート)を検討
分岐2:IMAPなのに同期がズレる
IMAPでもズレることがあります。原因はだいたい次のどれか。
- 更新間隔が長い
- 省電力設定でバックグラウンド更新が止まっている
- 削除時の動作が端末ごとに違う(アーカイブ扱いなど)
👉 対策:
「スマホとPCで同期されない(IMAP/POP含む)」の記事の手順で確認すると早いです。
分岐3:会社メールでIMAPが使えないと言われた
会社や一部のプロバイダはIMAP提供がない場合があります。
👉 対策:
- POP運用に割り切る(主端末を決める)
- Webメール併用
- 転送で一本化(運用系で対処)
まとめチェックリスト(やり残しゼロ)
- [ ] 複数端末で使うなら基本はIMAPと理解した
- [ ] 1台運用ならPOPでも良いと理解した
- [ ] 今の設定がIMAP/POPどちらか確認した
- [ ] POPの場合「サーバーにメールを残す」設定を確認した
- [ ] IMAPの場合「削除時の動作」を確認した
- [ ] 切り替え前に重要メールのバックアップを検討した
次に読む2本(理解→解決まで一気に)
- スマホとPCでメールが同期されない原因はコレ:IMAP/POPの違いと直し方
- メールが届かないときのチェックリスト(初心者向け)
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