「メールを送ったはずなのに、相手から返事が来ない」
「エラーは出ていないけど、本当に届いているのか不安」
メールの送信トラブルは、原因が1つとは限りません。
しかも多くの場合、SPFやDKIMなどの難しい設定に進む前に確認すべきポイントで詰まっています。
このページでは、
メールが送れない・届かないときに、最短で原因を切り分けるための“全体チェックリスト”をまとめています。
全7STEPのうち、まずは 相談件数が最も多いSTEP1〜3 を先に詳しく解説します。
ここまで確認すれば、
- その場で解決する
- 次に読むべき記事が分かる
- 技術設定に進むべきか判断できる
という状態まで持っていけます。
まず結論|メール送信トラブルは「この順」で切り分ける
メール送信トラブルは、次の順番で確認するのが最短です。
- STEP1:本当に未着なのか?(迷惑メール・振り分け)
- STEP2:内容・添付・送り方に問題がないか
- STEP3:認証や送信経路に問題がないか
- STEP4以降:アカウント/SMTP/システム特有の問題
※ このページでは STEP1〜3までを先行公開しています。
STEP1:まず最初にやる超基本チェック(5分)
最初に確認すべきなのは、設定ではなく事実確認です。
ここを飛ばすと、無駄に時間を消耗します。
本当に「迷惑メール」に入っていないか
「届いていない」と言われても、実際は迷惑メールフォルダに入っているだけ、というケースは非常に多いです。
- 相手に迷惑メールフォルダを確認してもらう
- Gmailなら検索窓で
from:あなたのメールアドレスを試す - 件名が分かれば
subject:件名の一部でも検索可能
「未着」なのか「自動振り分け」なのかで、対策はまったく変わります。
相手が誤って迷惑メール報告していないか
Gmailの迷惑メール報告は、1回でも評価に影響することがあります。
- 相手に「迷惑メールではない」を押してもらう
- 過去に誤って報告していないか聞いてみる
- 焦って短時間に何通も追いメールしない
送信者登録(連絡先追加)がされているか
もっとも即効性が高い対策です。
- 相手に連絡先登録してもらう
- Gmailなら「この送信者は迷惑メールにしない」フィルタを作ってもらう
- 会社メールの場合、管理者側の許可が必要なこともある
このSTEPでの切り分け
- 迷惑メールに入っていた → 解除+登録で改善する可能性大
- 検索しても見当たらない → STEP2へ進む
STEP2:初心者が一番ハマる原因(内容・送り方)
設定に問題がなくても、メールの内容や送り方だけで弾かれることがあります。
件名が短すぎる・煽りっぽい
NG例
- 「至急」「重要」だけ
- 記号だらけ(!!! ★★★)
OK例
- 「【ご確認】◯◯の件(2/3締切)」
- 「◯◯資料の共有(URLあり)」
「誰が見ても中身が想像できる」件名が基本です。
添付ファイルが原因のケース
添付は迷惑メール判定が強くなりやすい要素です。
- サイズが大きい
- zipファイル
- 添付が多すぎる
迷ったら、添付なしのテストメールを送って届くか確認すると切り分けが早いです。
CC / BCC の使い方ミス
- To/CCに大量の宛先を入れている
- BCC一斉送信を多用している
一斉送信は、受信側から迷惑に感じられやすく、報告されるリスクも高くなります。
本文が薄い・雑に見える
最低限、次は入れておきましょう。
- 何のメールか(目的)
- 相手にしてほしいこと
- 署名(名前・会社名・連絡先)
URLだけ貼ったメール、署名なしのメールは警戒されやすいです。
STEP3:SPF・DKIM・DMARCを設定しても直らないとき
「認証は設定したのに、まだ迷惑メールに入る」
この場合、次の3パターンがほとんどです。
設定が“入っているだけ”で実際はPASSしていない
- SPFに実際の送信サーバーが含まれていない
- DKIM署名が付かない経路で送っている
- FromドメインとDMARCの整合が取れていない
重要なのは「設定したか」ではなく
実際の送信メールでPASSしているかです。
WordPressやフォームなど送信経路が別
- 手動メールは届く
- フォーム通知だけ怪しい
この場合、サーバー標準の送信(php mail)が原因のことが多く、SMTP経由に切り替えると改善しやすくなります。
過去の送信実績・運用が原因
Gmailは認証だけでなく、送信履歴・反応も見ています。
評価を下げやすい行動
- 短期に大量送信
- 開封・返信されない相手への一斉送信
- 迷惑メール報告の蓄積
改善するには、
- 反応が返る相手から送信
- 送信量を抑えて徐々に戻す
という運用が必要です。
まとめ|ここまでで分からなければ次へ進もう
STEP1〜3を確認すれば、
- その場で解決できる
- 原因の方向性が見える
- 次に読むべき記事が決まる
状態になります。
次は、
- アカウント・認証トラブル
- SMTP・サーバー設定
- WordPressや業務システム特有の問題
といった STEP4以降 を順に切り分けていきましょう。
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